敏感肌やトラブルは化粧品が力に【べっぴん素肌ケア】

beauty cosmetics

研究成果の反映

幹細胞化粧品の始まり

幹細胞化粧品の開発は2007年に山中伸弥教授のiPS細胞の研究を基にして始まりました。ヒトや動物の線維芽細胞から取り出した幹細胞に人工的に特定の遺伝子を導入して幹細胞を作りだしたもので、幹細胞化粧品としては皮膚幹細胞に特化して肌細胞の再生を可能にする働きを持つものが開発されてきました。 ヒト由来のものにはヒト線維芽細胞由来のものとヒト脂肪由来があります。動物由来のものでは幼羊の毛根や羊のプラセンタから取り出した幹細胞で作られています。 またヒトや動物由来ではなく、植物幹細胞性成分を用いた幹細胞化粧品も開発されてきました。4か月過ぎても腐らないスイスのリンゴや砂漠に生えるアルガンツリーの芽から作られるものや、高麗人参の一種である山人参を由来とするものがあります。

肌再生美容のこれから

どの由来の幹細胞を使った化粧品も幹細胞化粧品と呼ばれていますが、効果には差があります。ヒトの細胞表面にある受容体に、ぴったりとはまるリガンドと呼ばれるカギのようなものはヒト由来の幹細胞だけにあります。細胞は受容体とリガンドが一致して初めて活性化され、肌細胞の再生という働きを開始することができるのです。 肌に良いという点では期待される植物由来幹細胞化粧品ですが、その成分がヒトの細胞でどのように働くのかはまだ解明はされていません。ヒト由来のものに関しては有効成分の研究もまだまだ進むと予想され、肌細胞の再生のメカニズムで、美容外科で現在行われている施術にとって代わる幹細胞化粧品が開発される日も遠くないでしょう。